金網
平織金網
◆ご用命事項
- 材質
- 線径
- 網目開き
- メッシュ数(25.4mmの網目の数をメッシュと呼ばれる単位で表す。)
- 幅
- 長さ
織金網の種類と特徴
平織[PLAIN WEAVE]
平織は縦と横線が1本ずつ交互に上下、直角に交叉しており、全ての縦線および横線はそれぞれ平行で等間隔にあります。最も普通の織り方でしかも安定した網のため、一般的に最も多く使用されております。 一般には縦と横のメッシュ(正方形網目)のものが用いられますが、縦と横のメッシュが異なった(長方形網目)金網もあります。
綾織[TWILLED WEAVE]
綾織は縦横各線が互いにそれぞれ2本以上乗りこして順次に上下交叉した織り方です。また、2本以上ずつ乗りこす場合に各線が一段ずつおくれており、従って稜線は網目が対角線状を示し左右45度に走っています。平織よりも太い線を用いる事が出来ますが、この織り方の欠点は金網の均整を保ちにくく、網目が菱形となりがちなことです。
畳織[DUTCH WEAVE]
畳織は平織の一種で太い縦線と細い横線とで織られ、その横線はちょうど畳表のように相接して並んでおります。従って表面には空間が見られず、斜め方向に小さな菱形の目開きを有するという特徴を持ちオリバーフィルター、遠心分離機、その他の各種濾過用の金網に用いられております。
SUS平織金網サイズ表(単位 m/m)(SUS 304・線径0.06φ以下はSUS 316)
※基本寸法1000×30M 巻、切断販売致します。
※上記以外の鋼種・サイズの金網も取り扱っておりますので、御用命下さい。
クリンプ金網
◆ご用命事項
- 材質
- 線径
- 網目の寸法(開き目・網目ピッチ)
- 幅(突出部を含めた距離)
- 長さ(突出部を含めた距離)
- 突出部の寸法
SUSサイズ表(在庫品)切断販売も致します。
※上記以外の鋼種・サイズの金網も取り扱っておりますので、御用命下さい。
ロッククリンプ金網
がっちり編み組まれた太くて丈夫な金網です。
フラットトップ金網と同様に、素線を特殊なピッチのギヤで加工し、線材の山と谷を噛み合わせて編んだ、目動きのない頑丈な構造の金網です。線径も太く、ウラ・オモテがないため、フェンスや門扉などに利用されています。
※受注生産品
■線材: ステンレス鋼線、亜鉛めっき鉄線、鉄線、アルミ被覆鋼線、アルミ合金線
■線径: Φ1mm ~Φ12mm ※網幅、長さについてはお問い合わせください。
〈主な用途〉フェンス、防護柵、手すり、その他
製造範囲
※ロッククリンプ金網に用いるステンレス鋼線は、JIS.G4309に適合した材料とし、SUS304を標準とします。
※上記表以外も製作可能です。
フラットトップ金網
片面が平滑で目動きがなく、家畜舎の床材やベンチに最適です。
素線に特殊なピッチのギヤで加工し、片面を平滑に編んだ金網です。線径が比較的太く、目動きもないしっかりした織り方で、強固な構造になっています。
これらの特性を生かして、家畜舎の床材や砕石のふるい、ベンチ、門扉、フェンスなど幅広い用途があります。
※受注生産品
■線材: ステンレス鋼線、亜鉛めっき鉄線、アルミ合金線、亜鉛・アルミ合金めっき鉄線
フラットトップ金網製造可能範囲
溶接金網
◆ご用命事項
- 材質
- 線径
- 網目の寸法(線径の中心から中心までの距離)
- 幅(突出部を含めた距離)
- 長さ(突出部を含めた距離)
- 突出部の寸法
溶接金網(ファインメッシュ)
溶接金網(ワイヤーメッシュ)
亀甲金網
線材をねじりより合わせ、六角型状(亀甲状)にした金網。細線でありながら目動きが少なく、大きな網目の製作が可能です。その軽量性は金網各種ある中で、群を抜きます。
◆ご用命事項
- ピッチ
- 網目
- 長さ
- 幅
- 耳線
- 対辺距離
- ねじり
SUSサイズ表(在庫品)
※上記以外の鋼種・サイズの金網も取り扱っておりますので、御用命下さい。
菱形金網
ジグによって一定のピッチで山形に曲げられた素線を連続的に互いにからませて網目を菱形に編んだ金網です。
主としてフェンス用に使用されます。
※受注生産品
◆ご用命事項
- 材質
- 線径
- 網目の寸法(網目空間の一辺の距離)
- 幅(突出部を含めた距離)
- 長さ(突出部を含めた距離)
- 突出部の寸法
(線径と網目寸法の組合せ―JISご参照) - 端部処理は図参照